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3.1. Openstack概要

クラウド基盤を構築するためのソフトウェアです。
OpenStackはコンポーネントの集合体です。
まずは最低限IaaSとして利用できるコンポーネントのインストールを行います。
分散オブジェクトストレージ(Swift)、L2ネットワークの仮想化(Quqntum)などのインストール、冗長化などの設定
上記に関しては基本的な構成を構築してから追加出来ますので問題ありません。

3.1.1. ハードウェア要件

CloudControllerNode、ComputeNode、ImageService及びObjectStorageの各サーバを利用するにあたって最低限の推奨ハードウェア構成は次のとおりです。
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Server 推奨されているハードウェア 備考
Cloud Controller node
ネットワーク、ボリューム、スケジューラ、イメージサービスを提供するノード
プロセッサ : 64ビット(x86)
メモリ : 12 GB
ディスク : 30 GB (SATA or SAS or SSD)
ストレージ : ComputeNodeにディスクを割り当てるための2 TBのディスク(2つ)
ネットワーク: Gigabit NIC(1つ)
NICは二枚を推奨しますが必須ではありません。
クアッドコアのCPU及びメモリを12GB搭載していればCloudControllerNodeとして十分要件を満たします。
32-bitのプロセッサでもCloudControllerNodeとして利用は可能です。
Compute Nodes
仮想マシンを稼働させるノード
プロセッサ : 64ビット(x86)
メモリ : 32 GB
ディスク : 30 GB (SATA)
32bitのComputeNodeでは64bitの仮想マシンを稼働させることは出来ないので注意してください。64bitのComputeNodeでは32ビットの仮想マシンを稼働させることが出来ます。テスト環境のComputeNodeとしては、2GBのメモリだと m1.small のSWAPを設定無しのインスタンスを3つ稼働させることが可能です。Rackspace社のクラウド技術者は、OpenStackのデプロイをComputeNodeで96GBのメモリを積んだマシンを利用しています。
また、 nova-compute を実行するノードは、AMDプロセッサの場合はSVM、Intelプロセッサの場合はVT(仮想化支援機構)に対応している必要があります。
Xenを利用する場合は、XenのWikiに対応しているプロセッサが記述されていますので確認してください。
LXCを利用する場合はVT(仮想化支援機構)は必要ありません。
 本番構築などで事前に充分な用意を行なっている状態でなければ上記のような要件を満たすことは難しいかと思います。
まずは、開発環境などを整えるのが通常です。
そこで開発環境としても利用可能な私が考える最低限の推奨環境を記述しておきます。

しょう。

もし手元にパソコンなんて余ってないよって方でもSVM、VT対応であればOpenStackを常時利用することは難しいですが、検証することについては問題ありません。

3.1.2. OS選定

OS選定ですが、OpenStackはLinuxで開発されていますので動作環境となるOSは必然的にLinuxになるでしょう。
Linuxのどのディストリビューションを選べばいいのかという話になるかと思いますがOpenStackの開発はUbuntuで行われてきたのでUbuntuとの親和性は高いです。しかし以前と違いコミュニティも大きくなり他のディストリビューションでも動作は問題ありません。
ここでは、CentOSでパッケージからインストールを行う方法について説明します。
利用したいディストリビューションのパッケージがあるかなどの確認はhttp://wiki.openstack.org/Packagingでおこなってください。

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3. Openstackインストール手順(Essex)Ubuntu12.04(パッケージ)編

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3.2.1. Openstackインストール前のOS設定

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