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5.2.2. OpenStackコンポーネント連携パッケージのインストール

OpenStackのコンポーネント間で連携するためのパッケージをインストールします。
データベースのバックエンドにはNova、Glance、Keystone、Horizonその他も全てMySQLを利用します。
またMQにはRabbitMQを利用します。

5.2.2.1. MySQL、memcached、RabbitMQ、tgtのインストール

データベースとデータベースの負荷軽減の為のmemcached、MQのRabbitMQをインストールします。
またiscsiのターゲットを利用するためのtgtもインストールしましょう。
先にMySQLのrootユーザのパスワードを設定してパッケージをインストールします。
$ MYSQL_PASS=nova
$ cat <<MYSQL_DEBCONF | sudo debconf-set-selections
mysql-server-5.5 mysql-server/root_password password $MYSQL_PASS
mysql-server-5.5 mysql-server/root_password_again password $MYSQL_PASS
mysql-server-5.5 mysql-server/start_on_boot boolean true
MYSQL_DEBCONF
$ sudo apt-get install -y tgt rabbitmq-server mysql-server memcached

5.2.2.1.1. MySQLの設定

MySQLへ外部から接続できるように設定します。反映させるために再起動もおこなっておきます。

$ sudo sed -i 's#127.0.0.1#0.0.0.0#g' /etc/mysql/my.cnf
$ sudo restart mysql

5.2.2.1.2. memcachedの設定

memcachedへ外部から接続出来る設定を行います。反映させるために再起動もおこなっておきます。
192.168.10.50はControllerNodeのIPアドレスです。適切なものを設定して下さい。
$ sudo sed -i "s/127.0.0.1/192.168.10.50/" /etc/memcached.conf
$ sudo service memcached restart

5.2.2.1.3. RabbitMQの設定

RabbitMQの設定を行います。
デフォルトではゲストユーザを利用されますがここではnovaユーザに変更します。
パスワードはpasswordにしていますが適切なものを設定して下さい。
$ RABBIT_PASS=password
$ sudo rabbitmqctl add_vhost /nova
$ sudo rabbitmqctl add_user nova $RABBIT_PASS
$ sudo rabbitmqctl set_permissions -p /nova nova ".*" ".*" ".*"
$ sudo rabbitmqctl delete_user guest

5.2.2.2. 仮想化関連パッケージのインストール

KVMを利用するためKVMを利用するためのパッケージをインストールします。
またiscsiを利用するためのパッケージもインストールしておきます。
$ sudo apt-get install -y open-iscsi open-iscsi-utils kvm kvm-ipxe \
                          libvirt-bin bridge-utils python-libvirt

5.2.2.3. リポジトリの追加

Ubuntu12.04の標準リポジトリのOpenStackはEssexですがFolsomを利用したいのでリポジトリ

を追加します。

$ sudo echo "deb http://ubuntu-cloud.archive.canonical.com/ubuntu precise-updates/folsom main " \
  >> /etc/apt/sources.list.d/folsom.list
$ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 5EDB1B62EC4926EA
$ sudo apt-get update

ここまでで、コンポーネント間連携などに必要なパッケージのインストールは終了です。