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8.2.2. OpenStackコンポーネント連携パッケージのインストール

OpenStackのコンポーネント間で連携するためのパッケージをインストールします。
データベースのバックエンドにはNova、Glance、Keystone、Horizonその他も全てMySQLを利用します。
またMQにはRabbitMQを利用します。

8.2.2.1. MySQL、memcached、RabbitMQ、tgtのインストール

データベースとデータベースの負荷軽減の為のmemcached、MQのRabbitMQをインストールします。
またiscsiのターゲットを利用するためのtgtもインストールしましょう。
先にMySQLのrootユーザのパスワードを設定してパッケージをインストールします。
$ MYSQL_PASS=nova
$ cat <<MYSQL_DEBCONF | sudo debconf-set-selections
mysql-server-5.5 mysql-server/root_password password $MYSQL_PASS
mysql-server-5.5 mysql-server/root_password_again password $MYSQL_PASS
mysql-server-5.5 mysql-server/start_on_boot boolean true
MYSQL_DEBCONF
$ sudo apt-get install -y tgt rabbitmq-server mysql-server memcached

8.2.2.1.1. MySQLの設定

MySQLへ外部から接続できるように設定します。反映させるために再起動もおこなっておきます。

$ sudo sed -i 's#127.0.0.1#0.0.0.0#g' /etc/mysql/my.cnf
$ sudo restart mysql

8.2.2.1.2. memcachedの設定

memcachedへ外部から接続出来る設定を行います。反映させるために再起動もおこなっておきます。
192.168.10.50はControllerNodeのIPアドレスです。適切なものを設定して下さい。
$ sudo sed -i "s/127.0.0.1/192.168.10.50/" /etc/memcached.conf
$ sudo service memcached restart

8.2.2.1.3. RabbitMQの設定

RabbitMQの設定を行います。
デフォルトではゲストユーザを利用されますがここではnovaユーザに変更します。
パスワードはpasswordにしていますが適切なものを設定して下さい。
$ RABBIT_PASS=password
$ sudo rabbitmqctl add_vhost /nova
$ sudo rabbitmqctl add_user nova $RABBIT_PASS
$ sudo rabbitmqctl set_permissions -p /nova nova ".*" ".*" ".*"
$ sudo rabbitmqctl delete_user guest

8.2.2.2. 仮想化関連パッケージのインストール

KVMを利用するためKVMを利用するためのパッケージをインストールします。
またiscsiを利用するためのパッケージもインストールしておきます。
$ sudo apt-get install -y open-iscsi open-iscsi-utils kvm kvm-ipxe \
                          libvirt-bin bridge-utils python-libvirt

8.2.2.3. リポジトリの追加

Grizzly(2013/4予定)はまだ通常のリポジトリには追加されていませんので先にテスト用のリポジトリを追加しておきます。
$ sudo apt-get install python-software-properties -y
$ sudo apt-add-repository ppa:openstack-ubuntu-testing/grizzly-trunk-testing -y
$ sudo apt-get update

ここまでで、コンポーネント間連携などに必要なパッケージのインストールは終了です。